_ 昔は

無線屋さんで人が亡くなることを「サイレント・キー」と言った。

電信の「トン・ツー」を打つキーの音がしなくなるからだ。

よく考えたら、すごく寂しさの伝わる表現。

_ 告別式

実は、水曜日に従姉妹の旦那さんが事故で亡くなった。

今日が告別式。

水曜日の勤労感謝の日に仕事をして、しかも遅くなって歩いて帰る途中で車にはねられたと。

自分も丁度休日出勤して、しかも終電ギリだったりしたのでシャレにならない。

朝、ちょっと飲み過ぎて痛い頭を修復しつつ実家の母を拾って外房のコリン星近くまで。

子供の頃から親戚が多くて葬式は何度も参列してきたけど、突然の病気や事故の場合の告別式はどうにも耐えられない。

従姉妹のねーちゃんも、亡くなった旦那も歳は嫁と同じぐらい。

子供が既に大きくなっていて、葬式の間ちゃんと支えていたのが救いかな。

皆仲良くて良い家族だったんだなって思う。

そして、あまり知らなかったけど旦那もバイク好きだったらしく、会場にバイクがおいてあったり仲間も参列していたり。

足回りの弄り具合とか見たら、結構好きで大切にしてたのがよく分かった。

そして、出棺のクラクションと同時に仲間達のバイクが伴走のエンジン音をさせたところでやっぱり泣いた。

_ ところで

自分の葬式をイメージしてみましょうってトレーニングが15年ほど昔の研修の中であった。

「どういう人であったか（ありたいか）」をイメージしろって事なんだけどね。

さて、今はどうなんだろうか。

なんか、オレの場合葬式はぞんざいにされそうだな。