少しずついじってます。。。
アーシング:2004/10/18加筆
前のインプレッサでは12sqのアーシングを自分で材料買ってやっていた
のですが、今回はとりあえずY!で安いのを調達。
今流行のコンデンサーチューニングもおまけに付いて\3,280。
このコンデンサーチューニングって電気屋さんとしては、まさに
「気は心」以下のアイテムなのですが。。。
本当に点火云々いうなら、点火制御装置の直前に入れれば途中の
インピーダンスもゼロではないので多少は効くんでしょうけど、
バッテリーの所に電解コンデンサ入れてなんの効果があるのか
識者に聞いてみたいものです。インピーダンス下げるにしても
タンタルとか、セラミック、フィルムなど数種類をパラにする
ならまだしも、数百マイクロ以上のコンデンサを何種類か
入れたところで、所詮オーディオ帯域に毛が生えた程度かと。
あ、これって、「オーディオまにや」が考えちゃったのかしら?
最近ではアース側の配線にフェライトコア付けて屁理屈書いてある
物まであって、呆れるばかり。
キルヒホッフの法則知らない中学生でも電気の流れ道は理解できるぞ。。。
SG5用だったので、若干取り付け不可能な場所もあり、自分で考えながら変更。
2004/10/18加筆
さて、直流も測れるクランプ電流計を調達したので、効果の程を見てみましょうか。
エンジン始動して、ライトも点灯した状態で計測。
極性は統一して測っていなかったのであまり気にしないとして。。。
ジェネレータの所はある程度予想していたけど、結構流れてるのね。
バッテリーから8sqが2本になっているのは正解のようだ。
また、バッテリーやジェネレーターからボディに行くラインは、電装系の負荷もある
のでそれなりに効いている。
胡散臭いコンデンサーにもちょっと流れてるけど、直流モードで測って流れてるのは
まずくないかい?
コンデンサーのリークにしては0.6Aは大きいし、ブリーダー抵抗でも入れてるのか?
ここで流れると言うことは、バッテリーから直結だから上がっちゃう可能性もあるぞ。
電流計の特性も再度確認してみよう。。。
がっかりなのはラジエターの前のボンネット受けのあるフレームと、インタークーラー。
前者はライト点灯時には効果あるかなと思っていたけど、HIDだから、バラストの所
がここにつながっていなければ無意味だわ。
ボルトも緑っぽいメッキのヤツだからおそらく導電性がない。
うーん、ボルト取っ替えるかな。
フロントで錆びやすそうな所だけどステンレスは抵抗がちょっと高いし、鉄のボルトで
締めた後にペイントなどで保護するとしましょう。
インタークーラーは考えれば当たり前ですな。
少なくとも出入りはゴムのマニホールドだし、ステーぐらいしかつながっていない。
まぁ、空気の流れによる帯電防止ぐらいにはなるでしょ。。。(あきらめ)
一応、総じてバッテリーや電装系の負荷に対しては、ある程度改善されるだろう
事は分かる。
しかし。。。
バイクの所にも書いたけど、パワーだの燃費だのってのは、オシロ+電流プローブで
波形観測しないとわからねーよ。安い電流計&直流モードなんだから。。。
(実は持ってるけど。。。インチキっぽいアーシング屋さんに根拠に使われるのいやだし)
どっちかと言うとFast Transientな波形で高周波的なインピーダンスがかなり
影響するから、高周波もちゃんと理解した人でないと正確な解析はムリですな。
直流レベルやオーディオ帯域程度のいい加減な根拠では信用ならん。
自分も正確には解析しきれないし、いい加減なインプレッションで語りたくもないので、
気休めに直流で測ったというのがオチなんだけどね。